安静時基礎代謝量ならびに運動消費量のエネルギーについて考えてみようと思います。
一般的に体重減少(脂肪減少)のためには一日総エネルギー消費量>一日エネルギー摂取量である事が必要になってきます。
一日総エネルギー消費量の多くは安静時基礎代謝量(約60%)ですが、それに加えて食事誘発性熱産生(約10%)・NEAT(家事などの日常生活活動などの非運動性活動non-exercise activity thermogenesis)ならびに運動消費量(合わせて約30%)などが加わります。NEATは肥満との関連性が指摘されています。(下図は厚生労働省 e-ヘルスネットから)
一日総エネルギー消費量は安静時基礎代謝量をベースにし、食事摂取による熱産生(蛋白質・脂肪・炭水化物による熱産生効率の差あり)ならびに運動消費カロリーを加えて考えます。